ぶっしゅのゲームルーム

プレイしたゲームの雑記

【ETAローテ】ロキサスエルフでグラマス

ぶっしゅ(@bush_dgsv)です。

前回紹介した【ロキサスエルフ】を使用して、ETA環境でも無事グランドマスターに到達できました。

【ロキサスエルフ】そのものを使い始めたのはMP3000~ぐらいです。あれこれ構築を変化させながら手探りでやっていたので勝率など付けれてないのがもったいなかったのですが、MP8000~10000までで9連勝と8連勝を経由したので実力は確か…だと…思ってます…(説得力)。

ということで、今回も使用構築についての雑感をば。採用意図や実際にあった使い方についてメモしておきます。

何度も載せるよデッキリスト

f:id:bush_dgsv:20210109162136p:plain
ETA版【ロキサスエルフ】

最終的に使用していた構築です。前回のブログ更新ちょっと前、MP7000くらいからは構築変えてなかったと思うのでこれについて喋ります。

デッキコードはこちらから。

構築コンセプト

  • 【自然ロキサスエルフ】にあった5ターン目の展開&疾走による爆発力を損なわない
  • 「開拓のロデオガイ・ロキサス」への依存度を下げる
  • アグロデッキへのカウンターを可能にする

マリガン

前回にも羅列しましたが、ちょっと詳細に。

先行後攻問わず、キープしたいのは

カード名 コメント
開拓のロデオガイ・ロキサス 軸なので言わずもがな。
森林の狼 実は一番持っておきたいカード。ドローにも、ロキサスコンボにも。
導きの巫女・コッコロ 1/2がネックなので対ヴァンプや後攻では優先度ちょい低め。
ワイルドリザード 3ターン目に出せば強い、それ以外だと少し重い。
ゼノ・サジタリウス バウンスカードと一緒の時、と前回は書いたけど自分を見返すと毎回キープしてた。狼と合わせてリソースの要。
ウィンドフェアリー ゼノサジorコッコロと一緒の時。

また、ロイヤル、ネクロが相手の時は序盤の展開に特に対応したいので

カード名 コメント
天香の剣士・ルヴァン プリンやラミエルに刺さる。
自由なる冒険者 最近キープ止めました。

以上がキープ候補になります。

採用カード紹介

こっからは1枚ずつに焦点を当てていきます。コスト順。

※カッコ内は採用枚数。

アクセラレートで使用するとき「A」を、結晶で使用するとき「C」をカード名の頭につけてます。

優美な猫姉妹・シャムシャマ(3)

f:id:bush_dgsv:20210111231911p:plain

SOR時代からのロキサスの相棒。ETAでは残念ながら6プレイは狙ってでないとできません。

ロキサスコンボの最後に出てきて華麗に乗り物を乗りこなす森の猫姉妹。自動進化はやはり盤面形成上優秀なので、今期もお世話になりました。

他に実際あったプレイング

  • 事前2プレイ → シャムシャマプレイして手動進化 → バウンス → プレイで自動進化 → コッコロUB
  • ウィスプを絡めて6プレイ達成後、ラスティナにまなざしを当ててラスワを不発させる

フォレストレンジャー・ウェルダー(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232259p:plain

実はエルフの新カードの中で一番の実力とも噂される勇敢なる森の戦士。多分ウェルダーだけでブログ書けると思います。

直接召喚によってコストをちょろまかしながら盤面を強くして疾走する、ETA版【ロキサスエルフ】のキーカード。逆に、【アクセラレートエルフ】のように序盤からウェルダーの直接召喚を狙うことはまずしません。アクセラレートもウェルダーもロキサスまで温存。

ロキサスへの依存度を下げたアグロムーブを可能にするカードでもあります。1ターン目にプレイすることはなく、乗り物やEPを使って打点を出しに行きます。エンハンスは有用:邪魔=4:1。

他に実際あったプレイング

  • 直接召喚したウェルダーをバウンスしてエンハンスで使うために保管
  • 5コストでヴァーミン → ウェルダー出して進化顔
  • あえてバイクを手札に戻してプレイ、エンハンスを外してウェルダープレイ、残ったコストでシャムシャマへ繋ぐ
  • 2ターンAパスチャー×2から直接召喚3点疾走(マジで1回だけやった)

自由なる冒険者(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232327p:plain

ロキサスの下準備を2コストで叶えてくれるカードです。2ターン目からプレイしてアグロムーブの足掛かりにすることもあり、意外と腐りません。

他に実際あったプレイング

  • 6ターン目、冒険者が出すバイクにスクナを乗せて疾走(ヴァーミン進化スクナと同じ打点)
  • ロキサスコンボ中に実質1コストのフォロワーとして展開

放浪する料理人(2)

f:id:bush_dgsv:20210111232344p:plain

アグロ対策枠1。バフ時効果が強力すぎる他、進化時に車が出るのも大概強いです。それでも単体では2/2/2のファイターなので、被ったときの何もできなさを評価して2枚。

ヴァーミン進化に合わせてプレイすると2面に3点を飛ばしつつリーダーを3点回復できます。5ターン目にはつながらなくなりますが、テンポの取り返しとしては十分に強力です。

他に実際あったプレイング

  • 3ターン目にAパスチャー → 料理人でテンポを取る
  • 4ターン目に冒険者 → 料理人出して進化
  • ロキサスコンボ中に進化して実質1コストのフォロワーとして展開

導きの巫女・コッコロ(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232359p:plain

ドローの要1。特に新カードの「ウィンドフェアリー」との相性が抜群なのはエルフに触れているなら有名ですね。

ユニオンバーストで最後の押し込みをすることもあるので、手札が少ないからとすぐに切らないよう、出しどころを考えて仕事してもらいましょう。

他に実際あったプレイング

  • 2ターン目にプレイ、3ターン目にウィンドフェアリーでバウンス → フェアリーウィスプ → コッコロ2ドロー
  • UBで料理人にバフ、合計6回復

小槌の勇士・スクナ(2)

f:id:bush_dgsv:20210111232412p:plain

結晶の追加によりエンハンスで最大5点バフがかかるようになりました。乗り物を絡めるとほれぼれする火力が出ます。

料理人と同様、単体性能はファイター(進化できない分ファイター以下)なので事故を恐れて2枚採用。しかしリーサルの鬼なので、どこかと相談して3枚にしてもいいかもしれません。

他に実際あったプレイング

  • 自動進化を利用してコッコロのUBと組み合わせる
  • 疾走してバウンス、次のターンの打点として保管(ドレイン対策にも)

ワイルドリザード(1)

f:id:bush_dgsv:20210111232442p:plain

もともと3枚採用していましたが、3コストがどうしても重くて他と噛み合わないため、またロキサスの下準備が乗り物1枚で済むことを覚えてからは冒険者にその役割を担わせたため、1枚だけ採用。

しかし、ラスワ持ちなので出すだけでロキサスの準備となったり、そもそもロキサスを引き込めなかったときのスクナの打点向上としても使えるため「4枚目の冒険者であり4枚目のロキサス」という便利枠としての意味を込めています。

手札に加える「従順な駿馬」は、ロキサスコンボの中でバウンスさせる結晶の代わりとして使うこともできるため、実はコイツどちゃくそ有用フォロワーです。

他に実際あったプレイング

  • 冒険者のバイクに乗せ、5点突進しつつバイクを出す
  • 隙ができたときに優先的にプレイし、ロキサスやヴァーミンの球を用意する

深謀の獣人(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232549p:plain

エルフにおける「知恵の光」。ロキサスにコイツ入れろよみたいなブログを書いておいて、初期段階では自分が入れてませんでした。ごめん知恵ピカ強いわ。。。

他に実際あったプレイング

  • ロキサスコンボ中のアクセラレートカウント枠
  • 潜伏3/3としてプレイ、乗り物に乗せて打点にする(フェイスドラゴン、ネクロ、ロイヤルに有効)

ヴァーミンハンター(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232715p:plain

ロキサスと並ぶ切り札と言えるカード。ナテラと対空を失い、取り合わせは少し悪くなってしまいました。

しかしこれまたウェルダーの疾走と相性が良く、小回りが利くようになったと感じます。7ターンのロキサスとのコンボが成立しやすくなる、アグロムーブに無理なく参加させられる、と良い傾向も多いです。

他に実際あったプレイング

  • 4ターン目にヴァーミン出して進化 → Aパスチャー → ウェルダー
  • 4ターン目にヴァーミン出して進化 → 料理人
  • 5コストでヴァーミン → ウェルダー出して進化顔(再掲)
  • 7ターン目にヴァーミン出して進化 → ロキサスとつなげてからのコンボ

開拓のロデオガイ・ロキサス(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232729p:plain

5ターン目に盤面を作り、そのまま相手の体力を持っていくカリスマオープンアッパー。環境にアグロが多いため、自身の持つ守護がかなり偉いです。

ただ要求値がSOR時代より上がったため、5ターン目に綺麗にコンボが決まるのは実際3試合に1回ほど。それでもそれ以降のターンで「ヴァーミンハンター」「ギガントパスチャー」と強力することで高いパワーを発揮できます。

複数枚引いたときは、1回目の動きで乗り物を使い切ると2枚目がバリューを発揮できなくなるので乗り物を残すことも視野に入れます。もちろん、乗り物を使い切って作った盤面で十分に相手を制圧できると判断したときはその限りではなく普通に展開しますが。

他に実際あったプレイング

  • 乗り物の出ていない5ターン目にポン置き(ロキサスが手札で被ってどうしようもなくなったときの誤魔化し守護)

天香の剣士・ルヴァン(2)

f:id:bush_dgsv:20210111232744p:plain

エルフクイーンに代わる、アグロ対策枠2。

結晶1で対象を「破壊」できるのが本当に優秀です。ラミエル、ミヤコ、ウーノ、ハレゼナなどに刺さります。

カウントダウンが3と少し長めですが、ETAのロキサスはアミュレットをバウンスすることがコンボの一環なので、事前に置いておくことでもコンボに絡められます。またギガントパスチャーの打点増加にも有効です。

コントロールやランプには腐りやすいので2枚採用で。

他に実際あったプレイング

  • 本体の効果でラインハルト対策
  • 先5駿馬乗せ進化置き8/8

ギガントパスチャー(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232802p:plain

間違いなく本デッキ随一の単体カードパワーの持ち主。アクセラレート枠としての需要が高まり、切りどころが難しくなったカードだと思います。

「6,7ターン目で連続してAoEを放ちながら顔と盤面に圧力をかける」という本体性能ごり押しムーブも強いですし、【アクセラレートエルフ】でもよく見る「アクセラレートで出した駿馬に直接ウェルダーを乗せる」コンボもロキサスと合わさりとても強力になっています。

他に実際あったプレイング

  • パスチャー2点、ウェルダー出して乗り物乗って進化6点
  • 本体バウンスしてバーンダメージとして保管

ゼノ・サジタリウス(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232832p:plain

ドローの要2。

カウントダウンが1なのがドローソースとして優秀で、ターン終わりにすっと1コスト使うことで手札交換をしてくれます。

強力なのが「Cゼノサジ → A狼 → Cゼノサジ」と3コストで3枚ドローする動き。パーツ集めには欠かせないので狙っていきましょう。

また、ロイヤルやネクロの大量展開に対して本体の効果が強く使えることもあります。そのため、「ゼノ・サジタリウス」と「結晶:ゼノ・サジタリウス」が両方手札にある時には結晶から消費するクセを付けることをお勧めします。

他に実際あったプレイング

  • アグロムーブ中、スクナの打点稼ぎとして3ターン目に結晶ポン置き
  • Cゼノサジ → A狼 → コッコロ による4コスト4ドロー(4ターン目に乗り物の準備を放棄することになるのであまりやらない)

森林の狼(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232848p:plain

ドローの要3。グラマス達成時にリーサルを取ってくれた狼。

序盤にはCゼノサジやコッコロをバウンスしてドロー、中盤にはロキサスとコンボ、終盤ぐだったときには自分で疾走、といつでも腐らない最強(さいつよ)フォロワー。

地味にアクセラレートをトリガーに進化します。

他に実際あったプレイング

  • 後4ヴァーミン進化、ヴァーミンで出した駿馬を戻して効果トリガー、駿馬を再度出してターン終了
  • 6ターン目パスチャー、7ターン目狼進化8点疾走

ウィンドフェアリー(3)

f:id:bush_dgsv:20210111232925p:plain

対空がローテ落ちしたら対空より使い勝手の良いバウンスカードが来てくれました。(しかも本体は、かのアルベールを彷彿させる2回攻撃疾走。)

2ターン目で出しておいたコッコロを戻してウィスプ → コッコロと動く3ターン目2ドローは鉄板。

ロキサスアミュが残っているときにウィスプをプレイすると1PP増えるという魔法があるのでたまに活用します。また、ウィスプはシャムシャマの6回プレイにも必須級。(ウィスプのことばっか。)

他に実際あったプレイング

  • 本体バイク乗せ進化2回攻撃14点

デッキの戦い方について

こちらで紹介しているのでどうぞ。→【ETAローテ】ロキサスエルフのトリセツ

終わりに

環境メタ外のデッキを考察しながらグラマスを目指す、めっちゃ楽しかったです。年明けからシャドバに明け暮れてしまった。。。

皆さんたまには【ロキサスエルフ】も、ね?僕は逆に【アクセラエルフ】もそろそろ練習します。

最後に、ちまちまとSOR400パックを引ききって本日めでたくラティカちゃんをお迎えできたので、渾身の「ういういー。」で締めたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

f:id:bush_dgsv:20210111233948p:plain
ういういー。(天使)

ぶっしゅ(@bush_dgsv)

【ETAローテ】ロキサスエルフのトリセツ

ぶっしゅ(@bush_dgsv)です。

前回の続きです。「ETERNAL AWAKENING -十天覚醒-」環境(以下ETA)での【ロキサスエルフ】が狙いたい動きについて書きます。

ETA版【ロキサスエルフ】が狙う動き

デッキリストは以下の通り。前回と比較して構築に変化はありますが、考えていることは基本同じです。

f:id:bush_dgsv:20210109162136p:plain
ETA版【ロキサスエルフ】

変更したカードに触れておくと、

  • 「ワイルドリザード」3枚 → 「ワイルドリザード」1枚+「自由なる冒険者」3枚
    • ロキサス前の準備が乗り物1枚で事足りると分かったため。4ターン目のくっつきが冒険者の方が良い。
    • でも3ターン目のワイリザは強いのでピン刺し。
  • 「エルフクイーン」 → 「天香の剣士・ルヴァン」
    • アグロ耐性枠の入れ替え。
    • 後攻4ターン目にエルクイにEPを使う動きが他のカードと噛み合わなかったため。
    • ワイリザを減らした分のアミュレット(結晶)の確保。
  • 「未来への飛翔」out
    • 狙う動きとのコストの噛み合わなさ故。
  • 「深謀の獣人」in
    • アクセラレート枠の補充。
    • 低コストでデッキを掘れるカードを増やし、パーツを集めやすくする。

という経緯でした。あとは枚数を調整し、今の形に仕上がっています。

【自然ロキサスエルフ】と比較すると、残念ですが安定性には欠けます。しかし、全盛期の自然ロキサスが作っていた5ターン最強盤面と同じレベルの盤面を作ることは想像以上に簡単に達成可能です。何事も慣れです。

5ターン目にこのような盤面を作ることができます。

f:id:bush_dgsv:20210109173551p:plain
このような盤面

パーツが揃っていれば、ほぼ更地から1ターンのうちに作成可能な盤面です。

5ターン目ロキサスの共通条件は

  • 以下4枚を手札に抱えておく
    • 「開拓のロデオガイ・ロキサス」
    • アクセラレート2枚(「ギガントパスチャー」or「森林の狼」or「ウィンドフェアリー」)
    • 結晶1枚(「ゼノ・サジタリウス」or「天香の剣士・ルヴァン」)(バウンスを使う場合のみ)
  • 盤面に乗り物アミュレットを置いておく

ことです。あくまで一例ですが、比較的簡単に揃えられるパターンです。

ここから手札にあるカードによってパターンを考えます。

基本のパターンから

  • 手札
    • 「開拓のロデオガイ・ロキサス」
    • 「ギガントパスチャー」
    • 「森林の狼」
    • 「[結晶カード]」
    • 2コスト以下のフォロワー
  • 盤面
    • 「従順な駿馬」のみ

アクセラレートがバウンスとパスチャーというパターンです。手順は以下。

行動 盤面(乗り物) PP ロキサスアミュ残り
0 乗り物がある 1(1) 5 3
1 「開拓のロデオガイ・ロキサス」プレイ 2(1) 1 2
2 「[結晶]」プレイ 3(1) 1 2
3 [結晶]に「A森林の狼」使用 3(2) 1 1
4 「Aギガントパスチャー」プレイ 4(3) 1 1
アクセラレート2枚を達成し「フォレストレンジャー・ウェルダー」が直接召喚 3(1) 2 0
5 2コストフォロワーやシャムシャマ、追加のウェルダーなどをプレイ - - 0

この残り2PPで、料理人→進化(車が出てPP回復)→シャムシャマ、などと動けると盤面が最強になります。

f:id:bush_dgsv:20210109162032p:plain
最強

これが基本的に狙いたい動きとなり、使用できるアクセラレートによって微妙に動き方が変わってきます。

アクセラレート2枚がバウンスの場合

1度目の結晶バウンス後にさらに[結晶]をプレイし→「A森林の狼orAウィンドフェアリー」を撃ちます。このとき、処理順が

  1. 結晶がバウンスされ盤面が空く(アクセラレート2回目)
  2. ウェルダーが出る
  3. 1.でアミュレットが離れたときのロキサスの効果で乗り物が1枚出る
  4. 2.のタイミングで盤面にあった乗り物アミュレットが消費される

となり、直接召喚されるウェルダーには2回バフ、盤面には乗り物1枚が残ることとなります。ややこしいですね。

アクセラレートのうち1枚が「深謀の獣人」の場合

2回目のアクセラレートとして「A深謀の獣人」を撃ちます。ウェルダーが直接召喚されることでロキサス効果でアミュレットが出るので、次の動きに繋がります。

アクセラレート2枚が「ギガントパスチャー」の場合

結晶カードを経由せずにウェルダーの直接召喚につなげることができます。「ギガントパスチャー」はほかの場面でも使いやすいカードなので、ここで2枚使うのは最終手段。勝負が決められなさそうな展開ならば他の手を打ちましょう。

ただ、このパターンはアクセラレート2回でPPを消費せずに動けるため、ウェルダー直接召喚後に使えるPPが3まで増えます。

ロキサスのプレイ時に乗り物以外のカードがさらに1枚盤面にある場合

「ナテラの大樹」で常に1面が埋まっていたのと同じ状態と考えると、2面に乗り物配置してからフォロワーをプレイ、で盤面を使うことができます。

意識するのは、直接召喚達成後に盤面が埋まらないようにすることです。

例えばアクセラレートが2枚ともバウンスの場合は、盤面が5面埋まった状態から同じ手順で動くとロキサス効果で出るはずだったアミュレットが1枚消えます。盤面が埋まりそうなときは結晶を出さずに、ロキサス効果で出たアミュレット(できれば1コストの駿馬)をバウンスするなどして調整しましょう。

また、この状態は、7PPある状態で更地に「ヴァーミンハンター」をプレイし進化したときにも訪れます。【自然ロキサスエルフ】ではあまりなかった展開であり、1コスト疾走が増えたからこそ狙いやすくなった動きです。非常に楽しいので、盤面で先行されても諦めずに狙ってみてください。

動きはわかった、実際どう戦う?

序盤は5ターン目の展開を狙うべく、「深謀の獣人」「ゼノ・サジタリウス」「導きの巫女・コッコロ」「森林の狼」でデッキを掘ります。次のターンでロキサスの展開を見据えられるならば、「自由なる冒険者」「ヴァーミンハンター」などで乗り物を配置しましょう。つまり 先行4ターン目でも、5ターンロキサスが狙えるならば「ヴァーミンハンター」を置いてしまいます。 それだけのパワーを5ターン目に出せるデッキです。

5ターン目に狙い通り展開できたら、相手に処理を押し付けることを意識しながらリーサルを狙います。5ターン目にここまでの盤面を形成しつつ疾走フォロワーを並べられるデッキは他にないので、このスピード感を保ったまま早期決着を狙うのがベストです。 仮に直接召喚のウェルダー、手札からシャムシャマを展開でき、それらをロキサスが出す乗り物すべてに乗せることができれば進化込み10点分の疾走となります。残りの点数はパスチャーのバーンやスクナの疾走で削り取りましょう。結晶が増えて、スクナの打点が上がりやすくなっているのもありがたいです。

また、序盤にドローソースを引き込めなかった場合、「自由なる冒険者」「ヴァーミンハンター」「フォレストレンジャー・ウェルダー」を中心にアグロ寄りの動きをすることも視野にいれます。ウェルダーの追加が【自然ロキサスエルフ】の頃よりもアグロムーブに拍車をかけてくれます。これもETA版【ロキサスエルフ】の強みの一つです。

マリガンどうしてる?

先行後攻問わず、キープしたいのは

  • 「開拓のロデオガイ・ロキサス」
  • 「森林の狼」
  • 「導きの巫女・コッコロ」(後攻では優先度ちょい低め)
  • 「ワイルドリザード
  • 「ゼノ・サジタリウス」← バウンスカードと一緒の時
  • 「ウィンドフェアリー」← ゼノサジorコッコロと一緒の時

ロイヤル、ネクロが相手の時はアグロに特に対応したいので

  • 「天香の剣士・ルヴァン」
  • 「自由なる冒険者

以上がキープ候補になります。

とにかく手札の枚数が重要になるので、「ゼノ・サジタリウス」と「森林の狼」でドローを重ねる動きと「導きの巫女・コッコロ」と「ウィンドフェアリー」での3ターン目からの2ドローは積極的に狙いたいです。

気を付けたい立ち回り

「フォレストレンジャー・ウェルダー」の直接召喚を暴発させない

「深謀の獣人」でドローしたことを忘れて「ギガントパスチャー」を撃ち、ウェルダーを駿馬に乗せてしまいがちです。気を付けましょう(自戒)。

安易に「ヴァーミンハンター」にEPを切らない

例えば、5PPでヴァーミン→ウェルダーとプレイしてウェルダー進化顔、これで盤面3点顔面5点です。「ヴァーミンハンター」の進化時2PP回復は魅力的かつ強い効果ですが、それ以外のところにEPを温存することでよりリーサルに近づくのでは?は常に意識しておきます(自戒)。

「ゼノ・サジタリウス」を置くタイミングについて

「ゼノ・サジタリウス」はバウンスカードと合わせて2枚以上のドローを見込みたいカードですが、次のターンに「小槌の勇士・スクナ」の打点向上が見込めるならばバウンス無しで置くだけのこともあります。

また、3ターン目以降に他のドローカードが手札に見えていないときは、少しでも早くデッキを掘り進めるために置くだけで使うのもありです。1,2ターン目に吐くのは時期尚早だと思っていますが要検討。

相手クラスごとの意識

現環境でよく見る相手のみ、雑に書いておくのでご参考までに。

対ロイヤル

  • ラミエルの採用が目立つ、守護裏のカゲミツを取れる、ラインハルトへの解答になるなど「天香の剣士・ルヴァン」が刺さる。
  • 展開した返しでナハトナハトをプレイさせ、その返しでさらに疾走を浴びせる。
  • 特大疾走がないので、「ゼノ・サジタリウス」の本体の効果も有効。しかしリーサルに使うバウンスカードを多用しないように。

対アグロネクロ

  • 「天香の剣士・ルヴァン」で打点を削ぐ、「放浪する料理人」で回復を入れる。
  • 「ヴァーミンハンター」「放浪する料理人」など中心に盤面を強く作って、相手を処理に回らせることができれば勝ち。(要はロキサスで盤面作れば勝ち)

対グレモリーネクロ

  • 序盤にロキサス盤面を形成できれば大体押し切れる。が、「デスブリンガー」が強敵。諦めずにスクナをバウンスで使いまわすなどして打点を入れる。
  • トリニティモンスターズは相変わらず厳しいが、ヴァーミン+ルヴァン結晶や「ゼノ・サジタリウス」本体などで取り返せる。

対狂乱ヴァンプ

  • ドレインで回復されないよう、スクナで殴る→バウンスして盤面を空ける、などの動きを使う。
  • Cベヒーモスのラストワード込みでリーサルになることがあるので、常にリーサルを見逃さない。
    • Cベヒーモスのラスワと「漆黒の契約」の回復は、並び順にかかわらず常に回復からはいるので注意。(Cベヒーモスのカウントダウンと契約の回復&カウントダウンが同時、その処理の後ラスワの処理が入るため)

対フェイスドラゴン

  • ラスティナに「シャマの眼差し」を当てれれば勝ち。
  • 守りよりも先に攻めることを意識。ヴァーミンなどでうまく盤面を取りながら顔進化で打点を稼ぐか、ロキサスを狙う。
  • ゲオルギウスケア。進化と乗り物を駆使して、ヘルス4を3体並べたい。

対ランプドラゴン

  • 実は一番きついかもしれない。早めにロキサス盤面を叩き込み、フォロワーを残して返しのターンを迎え、一気に決めてしまいたい。

対OTKドラゴン

  • ロキサス全力。
  • 「氷獄の顕現」から出る「欲望を纏う者」がきつすぎるのでなんとか躱す。
  • 最近減ってるのでそこまで意識することもないか。

終わりに

前回の更新から結局1週間空いてしまいました。。。

1日10~20戦しかできてないので牛歩ですが、1/9現在、このデッキでMP8000まで来ました。休みのうちにグラマスに行ってしまいたいと思ってます。グラマス行ったらまた追加でブログ書きます。

やはりありえんほどパワーはあるので、皆さんも練度を上げてドラネク環境に一石を投じましょう。

大型連勝がしたい()

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ぶっしゅ(@bush_dgsv)

【ETAローテ】やっぱり僕はロキサスエルフが好きだ

f:id:bush_dgsv:20210103025654p:plain

ぶっしゅ(@bush_dgsv)です。

「ETERNAL AWAKENING -十天覚醒-」のリリースから一週間経たないくらいの今ですが、 さっそく様々なデッキが開発されているようで。

新規カードをメインに据えたデッキで目立っているのは

  • 「神魚・ディズレスタン」を「深海の接近」で疾走させ「信託の大天使・ガブリエル」と合わせた不可避の20点パンチを叩きこむ【OTKドラゴン】
  • 「神狼・シス」や「煉獄のダークナイト」「ルージュヴァンパイア」で強化された【狂乱ヴァンプ】
  • 「閃耀の双剣・カトル」「魔弾の射手・エッセル」の解放奥義を起動させることを軸にした【進化ネメシス】
  • 「刀神・オクトー」「天星剣王・シエテ」の奥義が強力な他、「眠れる輝竜・アーサー」のバリアも有用な【進化ロイヤル】
  • 「魔眼の狩人・ソーン」「フォレストレンジャー・ウェルダー」といったフィニッシャーを獲得した【アクセラエルフ】

などでしょうか。いろいろあってわくわくしてるので書きすぎてしまいました。

エルフ勢を自称している僕は、もちろん【アクセラエルフ】から握ってみようと意気込んでETA環境に乗り込んだのですが、

あれ…?アクセラエルフ俺にあってない…?

そう、「この試合中に〇〇した回数」を意識するデッキを扱い慣れていない僕は、「妖精の開花」が要求する「アクセラレート6回」にプレイを縛られてしまうことに違和感を覚えてしまい、【アクセラエルフ】を回せないでいたのでした…。

やっぱりロキサスなんじゃなかろうか

エルフにこだわって自分の感覚に合わないデッキを使うことはあまり気が進まないので、他のデッキを探すことに。【進化ネメシス】や、「魔道の申し子・フュンフ」を使った【コントロールウィッチ】などエルフ以外のクラスのデッキの方が性に合ってるなー、と暫くはランクマッチで遊んでいたのですが、

【OTKドラゴン】が流行りだしてしまいました。

コントロールデッキに分類されるデッキたちではこの不可避のOTKには対応できず(「招来の大天使」であがいたりはしてみました…。)、【アグロエルフ】【アグロネクロ】【フェイスドラゴン】なども存在するためアグロ対策も疎かにはできません。

5,6ターンぐらいの中盤で盤面を強く作り、そのまま押し切ることができるようなデッキはどこかにないものか……と考えたとき、ふと前環境にそんなデッキがあったことを思い出しました。

【自然ロキサスエルフ】があったじゃないか。

ご存じの通り「ナチュラル・マナ」を始めとした自然ギミックはローテ落ちしてしまっているため、今回極めるべきは【ロキサスエルフ】。俄然やる気が湧いてきました。

「自然」が抜けた穴

以下が、SORローテ環境で一番よく使われていたであろう【自然ロキサスエルフ】の構築です。

f:id:bush_dgsv:20210103025820p:plain
SOR版【自然ロキサスエルフ】

この構築から「ナチュラル・マナ」「荒野の休息」「ワンダーコック」「対空射撃」の4種類がローテ落ちしています。ETAローテで使用できるカードで

  • 「対空射撃」のバウンス枠
  • 「荒野の休息」の5ターンロキサス起動枠
  • 「対空射撃」のアグロ耐性枠
  • 「ナテラの大樹」のリソース確保枠
  • 「ナテラの大樹」のアミュレット交換枠
  • 「ワンダーコック」のコンボパーツサーチ枠

を可能な限り補完したい、というのが必要事項になります。

まず簡単なところからいきましょう。

バウンス枠としては、新カードの「ウィンドフェアリー」が強力なアクセラレート持ちフォロワーとして実装されているので解決です。アクセラレートでバウンスと同時に手札に加えてくれる「フェアリーウィスプ」がプレイ回数も確保してくれます。とても優秀。

5ターンロキサスの起動枠ですが、ETAローテに0コストアミュレットを生成するカードは存在しないので、事前に乗り物アミュを置いておくという本来のロキサスのシナジーを活かすことで解決とします。この枠にファンファーレとラストワードで乗り物供給ができる「ワイルドリザード」を採用します。

アグロ耐性枠としては、回復と除去を一手に担え、「ヴァーミンハンター」とのシナジーをキープできる「放浪する料理人」を採用。2/2/2も優秀です。

リソース確保枠とアミュレット交換枠は、新レジェンドの「ゼノ・サジタリウス」がカバーしてくれます。結晶1で「場を離れたとき及びラストワードで1ドロー」という「新緑の加護」を彷彿させる効果のアミュレットとなるので、これをバウンスすることでドローによるパーツ集めやロキサス効果のトリガーとできます。

f:id:bush_dgsv:20210103030043p:plain
懐かしのカード「新緑の加護」

さて、ここまでで代替となるカードは大体揃いました。残るサーチ枠を何とかしたいところ。

バウンスカードのサーチ枠として「永久なる輝き・エリン」を検討しましたが、

  • エリンの効果をフル活用するためにはアクセラレートを使用する必要がある
    • サーチしてきたバウンスカードを使うことになるので本末転倒
    • 使わなければテンポロスが著しい
    • 他のアクセラレートを採用していてはサーチ先がぶれるので本末転倒

といった点から今回は不採用。アグロが減った環境なら採用が検討できるかもしれません。サーチ効果がファンファーレだったらなあ…。

結晶カードをサーチするカードは存在しないので、「ゼノ・サジタリウス」のサーチも不可能。さすがに贅沢かと思っていましたが、

エルフには直接召喚が配られたのでした。

「フォレストレンジャー・ウェルダー」を直接召喚できれば1/1の疾走を盤面に展開することができます。実質、進化していない「優美な猫姉妹・シャムシャマ」として振る舞ってくれるのです!

ウェルダーの直接召喚条件である「このターン中のアクセラレート2回」はバウンスカードの「森林の狼」「ウィンドフェアリー」とアミュレットを出す「ギガントパスチャー」で実質0コストで達成できます。0コストということはつまり「休息によって供給されていた0ナテラによってロキサスコンボで使えるPPが1増えていた」状態をもキープできるということです。思わぬ副産物でした。

  • バウンス枠に「ウィンドフェアリー」
  • ロキサス起動枠に「ワイルドリザード
  • アグロ耐性枠に「放浪する料理人」
  • リソース確保枠に「ゼノ・サジタリウス」
  • アミュレット交換枠に「ゼノ・サジタリウス」+バウンス枠
  • ウェルダーの採用によって、シャムシャマの疑似サーチを実現

これで大枠は良いでしょう!

一旦結論

こうして出来上がったのが以下のデッキです。

f:id:bush_dgsv:20210103025654p:plain
ETA版【ロキサスエルフ】

ローテ落ちしていないカードですが「ラミエル」の採用を見送りました。「放浪する料理人」の採用により、デッキを回せない2コストカードの枠が取れないことが大きな理由なので、アグロデッキが環境から減れば料理人との交換も考えられます。ラミエル自体が守護を持つので、極端にアグロに弱くなるわけではないですしね。

また、「堕落の決意」を「未来への飛翔」と差し替えていますが、これは正直好みです。【ロキサスエルフ】はEPが使えなくなると途端に怖さが激減するデッキなので、EPを回復できる「ジータの決心」が有用であることや、ロキサスの展開を切り返された後の切り替えしとして「グランの覚悟」が除去とリソース確保を一手に引き受けてくれるという点を評価しています。

まだ回しきれていない節もあるのでこれから練度を高めますが、理論上は【自然ロキサスエルフ】に及ぶ動きが可能なデッキとして構築できたと思っています。

お決まりになるコンボや、【自然ロキサスエルフ】との使い勝手の違いなど、まだまだ書いておくべきことはあるのですが…書き疲れたので後日続きを書きます。

終わりに

タイトルの通り、コンボで盤面を形成して勝利を目指すというロキサスの動きがやはり僕は好みのようで、ここまでを2時間で書き連ねてしまいました。考察が足りていない部分も含めて、後日追記か別ページで補完します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ぶっしゅ(@bush_dgsv)

ロキサスエルフに「知恵の光」を入れよう!

ぶっしゅ(@bush_dgsv)です。

ロキサスエルフで無事SORローテグランプリ優勝!(いつの話だ)(3日前だ)

いやね…ブログだらだら書いていたらイルガンノナーフが発表されて実行されたよね…。結果連携ネメシスが減って清浄ビショップが増えたと聞きます。環境は回る。

そのうちAFや守護ビショが復権してロキサスエルフの立ち位置はたちまち悪くなります(予言)。環境は回る。

まあ本題へ

今回使用したロキサスエルフは「地を裂く異形」を3枚投入し、コンボパーツを手札に集めきることを目指して構築しています。

f:id:bush_dgsv:20201207033740p:plain
今回使用したロキサスエルフ

地を裂く異形採用型のロキサスエルフを組む場合、以下は3枚確定だと思っています。

f:id:bush_dgsv:20201207034206p:plain
個人的確定枠

  • シャムシャマ
  • ナチュラル・マナ
  • 荒野の休息
  • コッコロ
  • ワンダーコック
  • ヴァーミンハンター
  • ロキサス
  • 地を裂く異形

異形2枚で運用されている方も散見しますが、せっかく0コストでデッキを掘れるカードである上、手札で被っても融合素材にすることが可能なので3枚積んで損はないです。他のカードは言うことなし。

残り13枚のうち、以下4種のカードは準確定です。お好みで2~3枚。

f:id:bush_dgsv:20201207035039p:plain
準確定枠

  • 対空射撃(2)
  • スクナ(2)
  • エルフクイーン(3)
  • ギガントパスチャー(2)

今回は、自分でドローを進める役割を持ちつつアグロを捌くこともできるエルクイを3枚採用しています。

対空射撃は相手のデッキによっては吐きづらいことがある点と手札で被ったときに処理に困る点から2枚に、 スクナとパスチャーはどちらも1試合の中で使用するシチュエーションが限られていること、リソースを自分で確保することはできないという点から2枚採用に留めました。

準確定枠を必要な枚数採用したら、あとは自由枠を決めます。今回はここまで36枚がデッキに入っているので残り4枚をどうするか。

f:id:bush_dgsv:20201207034240p:plain
準確定枠+選択枠

選択枠に入れるのは

  • 深謀の獣人(2)
  • ルヴァン(2)

以上の2種2枚ずつになりました。

ルヴァンは最近エルフに多いラミエルを打ち抜いたり、対アグロ性能を高めたり、スクナやパスチャーの打点向上に繋げたりと仕事は多いです。ただ対空と同じく相手によっては活躍の機会がないのと、スクナパスチャーと同じくリソース確保に繋がらないため2枚。

残り2枚も異形の餌にしたかったためエルフフォロワーからの選択。できるだけデッキを圧縮するため、アクセラレートで知恵の光を打つことができる深謀の獣人をチョイスしました。ようやくタイトル回収…。

深謀の獣人

4コスト 3/3

アクセラレート 1:カードを1枚引く。


潜伏

今回の役割はアクセラレートがメイン。ぶっちゃけフォロワーという属性を持つ知恵の光です。

そんなこんなで最終形がこちら。

f:id:bush_dgsv:20201207033740p:plain
グランプリ使用デッキリスト(最終形)

コンボパーツであるシャムシャマ、ナチュマナ、休息(とそれらをサーチするワンコ)を除くと、対空以外のカードはすべて異形に融合できる構築です。これにより、不要なエルフフォロワーをドローに変えてコンボパーツを探しにいく動きを極力事故なく遂行できます。

デッキ全体の採用意図に軽く触れたところで、深謀の獣人が入っていることにどれだけ意義があるかをご説明します。

1ターン目からデッキを掘れる

ロキサスエルフの基本構築は1ターン目から動くカードがありません。

ここに深謀の獣人を入れることで、既存構築では絶対に使わなかった1コストに役割を持たせることができます。 ロキサスが真価を発揮するには、できるだけ早い段階でロキサス、休息、ナチュマナ、シャムシャマを手札に引き入れることが必要です。マリガンでも基本的にロキサスとワンダーコックを探しにいくことが多いと思います。必要なパーツが多い反面、コンボパーツが揃えば大きく勝利に近づくので、手札交換ができるタイミングが増えることは即ち勝利に直結します

マリガンでキープしておくことで、マリガンと同じ役目を果たしながらデッキの枚数を減らせます。

4ターン目に3コストと合わせて使う

ロキサスエルフには4ターン目の明確な動きがありません。思いつくのは

  • 休息を打っておきたい
  • 3ターン目には出せなかったワンダーコックを出しておく
  • 後攻4ターン目にエルクイを出して進化

でしょうか。ぴったり4コストを使う動きはまあないですね。

余分1コストで深謀の獣人を打ちましょう。

異形の餌になる

異形採用型においては2コスト以上のエルフフォロワーというだけで採用理由足りえます。 自分でドローを進められ、異形の融合素材にしてもドローを進められる、と一見ドローの部分が被っていますが。そのターンの動きで1PPが余るならばアクセラレートすれば良く、PPが余らない予定なら融合してしまって良い、と割り切ることができます。異形の素材としては適任と言えます。

終わりに

最近のトレンドは異形を採用しないラミエル堕落型だと思いますが、それにはない大型疾走を手札に忍ばせておけるのが異形型のおもしろいところです。 コンボパーツを融合効果で探しに行けるので、より良い状況判断ができれば相応に勝利を掴むことができます。

今期のローテは最後の最後まで環境が目まぐるしく回り、追いかけていると楽しいです。 是非、異形のお供に深謀の獣人を加え、ロキサスエルフでSOR環境を生き抜きましょう!

ぶっしゅ(@bush_dgsv)

ロキサスとはパターンである -初級-

ぶっしゅ(@bush_dgsv)です。

エルフに待望のバフが入りました!!!待ってて正解でしたよ運営さん!!!(前回終わりで図々しくもバフへの期待で締めたぶっしゅ)

10/28(水)のメンテナンスをもって、計4枚のカードにナーフが、エルフのギガントパスチャー含む2枚のカードにバフが入ります。環境が動くぞ…。 (内容は公式twitterをチェック)

先日のRAGEでのエルフの活躍も相まって、これからロキサスエルフを触る人が増えることでしょう。

そんな方の初めてのロキ算を手助けします!

あじぇんだ

(※前回記事から分割した内容に加筆修正を加えたものになります。)

ロキサスの使い方

慣れるまで非常に複雑なロキサスのPP回復によるプレイ計算、通称「ロキ算」。

ロキサスの効果は「①アミュが出るたび1PP回復」「②アミュが離れるたび3回までアミュを出す」これらが独立しているので咄嗟に計算するのが難しいです。

基本の動きは

②を2回発動→フォロワーをプレイして乗り物2枚消費→3回目の②が発動

として盤面を埋めずにPPを使っていく、になります。が、そこから考えて適切なムーブを見つけ出すにはshadowverseの持ち時間は短すぎる(答案用紙風)。

そこで、ロキ算の一番複雑な「②アミュを出す」効果が働く間のパターンを覚えておくことで、思考時間の短縮に繋げます。

ロキサス初動パターン

以下、指定したアミュレット以外は盤面が空の状態で、5ターン目にロキサスをプレイすることを前提とします。前半の理由は盤面を広く使わないとロキサスのバリューを生かしきれないため、後半の理由は早ければ強いから5ターン目を基準にすることにより、以降のターンでは「最終的に使用できるPPが遅れたターン数の分増える」と考えることで応用できるからです。

01. 乗り物が2枚出ている

ナテラを絡めないロキサスの基本パターン。

ロキサスを出して乗り物2枚消費(②×2)→乗り物が2枚出る(①+2PP)。

(効果②のストック1回)

[ロキサス][乗り物A][乗り物B]
(残り2PP)

5ターン目なら2PP余るので、 料理人(-2PP)を出して乗り物消費(②)→②で乗り物Cが出る(①+1PP)。

[ロキサス][料理人][乗り物C]
(残り1PP)

料理人を進化させると車が1枚出る(①+1PP)。

[ロキサス][料理人(進化)][乗り物C][車]
(残り2PP)

残りの2PPでコッコロなどをプレイ、と動ける。

02. 手札に0ナテラとナチュラル・マナ

ナテラを絡めた基本布陣。

ロキサスをプレイしてから0ナテラを置くことで(①+1PP)、5ターン目でもマナが使えるようになる。ここからマナ→ナテラと展開することで

ナテラ(-1PP)を置いた(①+1PP)→ナテラが割れた(②)→②で乗り物Aが出た(①+1PP)

となって、結果PPが1増える。

まとめると、 ロキサス→0ナテラ→マナ→ナテラ の動きで2PP余る。

このとき盤面は

[ロキサス][ナテラ][乗り物A]
(残り2PP)

となる。これを基本として以下で発展させる。

発展1

02.でもう1枚マナを持っていればマナ→ナテラと動くことでさらにPPが1増える。 このとき盤面は

[ロキサス][乗り物A][ナテラ][乗り物B]
(残り3PP)

となり、②のストックは1回。5ターン目なら2コストフォロワーを2枚プレイしたり、1コスト+3コストと動けたりする。このタイミングで出すシャムシャマが強い。

発展2

02.で0ナテラをさらに使うこと(もしくは発展1をしたターンが遅いなど)でこのタイミングで4PP以上余っているならヴァーミンの出番。

[ロキサス][乗り物A][ナテラ][乗り物B]
(残り4PP)

ここでヴァーミンプレイ(-4PP)。ファンファーレの駿馬は溢れるが、後述の通り盤面を埋めることはないためこれが正解。ヴァーミンを出した後の盤面は

[ロキサス][ナテラ][ヴァーミン][乗り物C]
(残り1PP)

となり、後続のフォロワーを出せる。あとはヴァーミン進化などして好きに動けばいい。

発展3

02.で、狼or対空でナテラを回収すると

[ロキサス][乗り物A][乗り物B]
(残り2PP)

の盤面になる。これは01.と同じ盤面になる。冒険者や料理人、ヴァーミンなどにつなぎやすい形。

ナテラ回収時に②で乗り物Bが出て、①が反応するので余りPPも01.と同じになる。

余談だが重要。02.で冒険者やヴァーミンを出すと盤面が埋まるので注意。

ファンファーレでバイク出す、乗り物Aを自分が消費し②で乗り物Bが出る。結果以下のような大惨事に。

[ロキサス][ナテラ][冒険者][バイク][乗り物B]

この盤面、リカバリーしようとナテラを回収してもそれをトリガーに乗り物Cが出るので無駄である。マジで注意。


02.で「アクセラパスチャー→フォロワーをプレイ」これも厳禁。乗り物Aとパスチャーから出る駿馬をトリガーに②が2回発動し、乗り物B,Cが出る。

[ロキサス][ナテラ][フォロワー][乗り物B][乗り物C]

03. 乗り物1枚+0ナテラ

複雑に思えるが、準備が手間でなくかつほぼ02.と同じ動きができる。

ロキサスを出す→場の乗り物消費(②)→乗り物Aが出た(①+1PP)→0ナテラをプレイ(①+1PP)、とするだけで02.の形になる。

[ロキサス][乗り物A][ナテラ]
(残り2PP)

マナを1枚持っていれば発展1に繋がる。3ワンコ→4休息+Aパスチャー で成立する動きなので実践でも狙いやすいのが良い。


以上、このあたりをベースにすれば、邪魔のない状況でロキサスを動かすには申し分ない盤面が作れます。

後は盤面押し付けと疾走+乗り物の削りを入れ、

運営に愛されたパスチャーの全力全開4点顔面バーンで勝負を決めましょう。

みんなも一緒に Let's 開拓!(謎テンション)

ぶっしゅ(@bush_dgsv)

SOR版:エルフ単騎でローテグラマスいけたのが嬉しくて


祝!エルフ単騎でグラマス到達!

初めまして。ぶっしゅ(@bush_dgsv)と申します。

10/19、エルフ単騎でローテグラマス0に到達しました。

時間はかかってしまいましたが、この激動のローテ環境でエルフを使い続けることで見えてきたこともあるので…。

今期のエルフの雑感と、ここまで使った構築についての自分語りを置いていこうと思います。自己満です。

あじぇんだ

SOR環境におけるエルフ

まずはSOR環境の10/20現在までの環境の移り変わり。

  • 第1週:純守護ビショップ、進化ロイヤル、アグロネクロに注目が集まる。清浄ビショップや各種ネメシスも台頭。
  • 第2週:回復タッチの守護ビショップ、進化ロイヤル、AFネメシスの3強。グレモリーネクロの研究が進む。
  • 第3週:守護ビショップとグレモリーネクロの実質2強。AFネメシスも健闘。

という感じだと思います。賛否両論はある環境と思いますが、目まぐるしくメタが回っているように見えて個人的にはかなり楽しく感じていました。


ロキサスエルフというアーキタイプ

  1. 「絶対的なキーカードを含む複数のカードが必要なコンボデッキ」であるが、カードを引く手段とコンボパーツがイコールなので、ひたすらにデッキを掘るというプレイングをしづらい。
  2. 特定カードをプレイすることによる永続的なアドバンテージが少ないため、適切なプレイングをもって相手の体力を削り切る必要がある。

という特徴があります。

基本的に受けに回ることはできないので、手札の質と相談し、コンボによって盤面を形成すべきターンで一気に優勢を取るのが基本理念です。

しかし、今環境は盤面形成を否定するカードが環境初期から名を連ねていたためロキサスエルフとしてはかなり動きづらかった印象でした。


中でも、カウントダウンでコストを踏み倒しながら高水準AoEを放つアンヴェルトを擁する守護ビショップと、 どんな盤面に対してもタイラントオーダー1枚から対処するナハト・ナハト擁する進化ロイヤルは盤面で戦うしかなかったロキサスエルフにとっては天敵といえるデッキで、 プレローテに参加せず練度も足りていなかった環境初期の自分では到底太刀打ちができなかったです。

その一方で、今環境は10ターンのゼルガ猛虎を筆頭に、9ターンのヴィズヤホムンクルス、ヴァーテクスコロニー+モデスト、7ターンのグレモリートリモンなど「蓋」とされる動きが顕著な環境でもあります。

コンボのタイミングは計らなければならないが悠長に展開していては蓋をされる。とはいえ並み程度の盤面づくりでは対処されて終了。カードプールで勝負ができないエルフにとって、いかにプレイングでその差を埋められるかが如実に表れていたと思います。


第3週の流行に対してローフラッドが刺さっているのでは?と注目されているのがまさに今ですね。実際刺さってると思います。性質上tier1にはなれませんけどね…。悲しみ。

グラマス達成時構築について

ここからは自分語り。グラマス達成時構築について、採用意図や所感などを。

マリガン

いつでもキープ:ロキサス、ワンコ、休息(ロキサスが引けていれば)

先行ならキープ:特になし

後攻ならキープ:ラミエル(対ネクロ)、エルクイ(対ビショ)

f:id:bush_dgsv:20201022014219p:plain
実際のデッキリスト(アリサちゃんが負けてるのは仕様)

採用カード

サボテンカウボーイ(2)

構築から抜けたり入ったり。最終的には2枚で落ち着いた。競合は無法者。単体でも「アミュを出す」という仕事がある点を評価してこちら。

ロキサス盤面を埋めないように注意。ヴァーミンとは特に相性がいい。 自然タッチにしてある分、無理にロキサスコンボに残す必要はなく雑に切れる。

優美な猫姉妹・シャム&シャマ(3)

ロキサスと組むとわりと簡単に5,6点疾走する。2プレイで出してEP使う→回収→4プレイで出す、などして打点を伸ばすことも多々。

想像していたよりもトークンが優秀で、いたずらはヴァーミンの補助や守護突破に、まなざしはロキサス盤面のヘルスを保ちながら除去に回りたい時に重宝した。

対空射撃(1)

  • バウンスを4枚は採用したかった
  • 狼はドローのために3枚欲しかった

以上よりピン刺し。ヴァーミン下でアミュを回収すると合計6点飛ばせるワザップ。

ナチュラル・マナ(3)

シャムシャマを劇的に補助する。手札が回っていないときにコッコロと合わせたいなら0ナテラよりこちらを優先。10ターン目前では、2ドローにすべきか吐いて試合を終わらせに行くべきかの判断を誤らないように。

放浪する料理人(2)

後4でヴァーミン進化と合わせるとアグロへのカウンターになる。自身に進化を切ってロキサスの補助をすることも多々。2枚なのは先行だと使い道が減るため。

コッコロUBと合わせて6回復することも視野に入れる。

ワンダーコックとの特殊ボイスを割と聞けます。

ラミエル(2)

使ってみたら強かった。初めこそ後攻最速エンハローフラッドのために採用したが、後5で6PP使ってロキサスムーブができるのは大きい。2枚なのは先行だと使い道が減るため。

効果ダメージ無効の守護持ちなので、ローフラッド進化と合わせ出すと処理ルートを絞れる。どこまでもローフラッドと相性が良い。

荒野の休息(3)

ロキサスを5で動かすためのキーカード。本来の効果である2回復もわりと優秀なので、アグロ寄りの相手には2で切らずに相手の攻撃を受けてから使うことも多い。ロキサス下では休息→0ナテラと動けばPPを減らさずに手札を交換できる。意外と忘れがち。

導きの巫女・コッコロ(3)

数多の主さまを幼児退行させてきた11歳のママ。

マリガンで見たときは基本返す。先4で2プレイコッコロの2ドローをみることはあまりせず、単純に1/2を展開しながら手札を入れ替えるくらい。

それでも3枚採用なのは、2コストなのでロキサスと合わせて出しながらのリソース確保がしやすいという点と強力なUBの存在が大きい。スクナ、シャムシャマの自動進化が活きる。

小槌の勇士・スクナ(3)

初見では微妙かと思ったが、ふたを開ければ4コストで出て一人で7,8点かっさらっていくエースだった。でもEP使えていいんじゃねえかなと思うことが5分に1回はある。

2/2/2として出すかは永遠の争点。自分はアグロ相手にだけは出す派。

持ってる武器は「打魔の小槌」。

ワンダーコック(2)

キーカードを確定サーチするキーカード。マリガンで見たら必ず残す。3で出して4で休息が黄金ルート。

3枚必須でしょと思っていたけど、自分の性質上(?)何故かワンコがしょっちゅうダブるので減らした。引けない人は素直に3投しましょう。

森を彩る者・エルフクイーン(2)

先行サリッサを1枚で返せるすごいカード。バイクに乗せて1か所殴ってから進化することもわりとある。コッコロ同様手札交換ができるのは強いが、3コストは手札で余りやすいので2枚。

ラミエルとアルヤスカには無力。

《吊るされた男》・ローフラッド(2)

運命の神々PVで語り部としてフィーチャーされた割には活躍の機会がなかったThe Hanged Man。

今環境では正位置/逆位置どちらの効果も高水準に活用できる。後述。

対ゼルガネイア最終兵器。必殺やタイラントオーダーにも耐性があって偉い。1試合に連打する効果ではないので2枚。

ヴァーミンハンター(3)

ロキサスに次ぐ乗り物エルフのパワカ。パッシブにターン制限がないので、ロキサスやナテラと合わせると大体の盤面を破壊できる。守護がいてもリーダーに打点を飛ばせる唯一のカードなので、最後に残った2,3点を返しのターンで削り取るためにあえて手札に残すこともある。

進化時効果のPP2回復は強力だがそれゆえにEP管理がデッキ単位で必要になってくる。むやみにエルクイやローフラッドにEPを切れない理由。

公式からの発表時一瞬4/3/4の画像が出たらしい。自分が駿馬に乗ることも多い以上、進化時2/5/6は確かに強すぎるのかもしれない。

開拓のロデオガイ・ロキサス(3)

CV.天月さんが意外と話題にならない。オープンアップって何???

ロキ算に慣れるまでが長かった。後述別記

今のエルフが真っ向勝負するために欠かせないパワーカード。

ギガントパスチャー(3)

アクセラもファンファーレも有能で切りどころに迷う巨人。対守護ビショップでは詰めで本体を使うことが多いので意識。また、ロキサスが引けないときにアミュの種類カウントを稼ぐのに重宝する。終盤でアクセラからスクナシャムシャマの打点を上げるのに使うこともある。

初紹介時、顔面にも打点飛ぶのでは?となってたが飛ばなかった。ゼルガネイア環境を考えると飛ばなくてよかったかもしれない。

森林の狼(3)

主に自然の導き。コッコロや1コストカードを回収して無理やりデッキを掘る、ナテラを回収して盤面を広げる、殴ったスクナやシャムシャマを戻して次の打点を確保するなどバウンスの使い道が広い。

体感、少なくとも4枚はバウンスを採用したかったので対空と3:1での採用だが正直好みで良い。


不採用カード

レヴィールの無法者

序盤のテンポ取り、ロキサスの余った1コストを有効に使ってくれるなど感触は良かった。 最終的には単体での仕事量を見てに軍配が上がった。

自由なる冒険者

序盤のテンポを取りやすくしてくれるカード。しかし序盤のテンポをとる必要がない、他に優先して探したいカードがあるのでキープすらしない、という点から不採用。

フォレストパトロール

ハマればかなりのドローが見込める。スタッツが運用しずらい点と、ドローに他のカードの協力が必要なこと、乗り物を消費しても盤面に干渉できないので出遅れる、といった点から不採用。

ワイルドリザード

乗り物を2枚キープしてくれる点は優秀。3コスト枠が圧迫されてきたことと、ナテラの役割に被っていること、後半出しどころが難しいという点から不採用。

《世界》・ゼルガネイア

エルフが使用できる貴重なパワーカード。環境初期からずっと採用してきたが、5では他にしたい動きがある、序盤からアグレッシブに攻める環境でないため効果の発動が厳しい、環境上10ターン目はほぼ来ない、という点を見て少しずつ数が減り、ついには姿を消した。

ロキサスの使い方

こっちにまとめました。

付録:ロキサスが引けないときに取れる戦術

どうしてもロキサスが引けないよ!という試合はあります。その場合のコツをいくつか。

01. ヴァーミン+ナテラ

アミュレットを割るだけで強いカードを置いてからナテラを割ることで、ただデッキを掘るだけの動きにおまけをつける。 デッキの性質上ナテラはできる限り残したいが、どうせ使うのであれば強く使わないともったいない。

02. ナテラ+シャムシャマ+狼

理念は01.と同じ。盤面でなく相手リーダーを意識するプレイング。

マナ×2→ナテラ×2→シャムシャマ→バウンス→シャムシャマ と動くことで顔に6点、2ドロー、トークン回収。ここで回収した眼差しで時間稼ぎをしてロキサスを待つ、という形も視野に入れる。

もしくはそのままスクナと併用して詰める。

03. ラミエル→パスチャー

後4ラミエル→後5パスチャーが綺麗に繋がる。パスチャーがバイクと車を出してくれるので、スクナカウントはばっちり。

対ネメシスでは狙ってもいい。

04. ラミエル+ローフラッド(+0コスト)

5でラミエル→マナ→ローフラッド進化と動き、守護裏に破壊耐性8/8を置く。

この時間帯の盤面が強くないネクロに特に刺さりやすい。

05. 真偽の逆転

「なぁ、意味なんてなかったろ?」

対ビショップではまずまず通る。イリスの祈りやエンチャンターを使ったのを見たら視野に入れたい。

対ネクロではしない方が良い。返しのターンでトリニティモンスターズを出されると返しようがないため。素直に04.で。

対ロイヤルは進化回数を稼いでおくことで、堕落の決意を相手が持っていた時おいしくなる。 ゼルガ猛虎には気を付ける。

対ネメシスは途中で手札を奪ってもクオリティが低いのでしない方が良い。

終わりに

長い文章になりましたが、お読みいただきありがとうございます。

他クラスに比べてフィニッシャーに欠けるエルフですが、戦えないわけではないと思います。

相手がどこまでの動きをすることが想定できるか。自分がどこまで動けば相手の届ききらない盤面を作れるか。

そのギリギリを見極めて、一縷の勝ち筋を掴み取る。

練度をあげれば不可能ではないです。

それでもダメなときは素直に調整を待ちましょう。僕はエルフのバフ待ってますよ運営さん。

ぶっしゅ(@bush_dgsv)